シャープは、電子辞書「Papyrus(パピルス)」シリーズにおいて、英単語と例文を抑揚のついた合成音声で読み上げる「TTS(Text-to-Speech)機能」を新しく採用したほか、大学入試センター試験のリスニング試験対策コンテンツをネイティブ音声で学習できる高校生向け電子辞書「PW-V9500」を2月24日に発売する。価格は52,500円。 PW-V9500では、現在の英語語彙力が英検のどのレベルかを判定できる「英検語彙力判定テスト機能」が電子辞書として初めて搭載されているほか、各コンテンツのテスト解答を直接キー入力できる「テスト機能」が強化されているのが特徴。また、内蔵の「日本史事典」や「世界史事典」、「生物事典」などの覚えたい個所にマーカーを引き暗記確認ができる「マーカー付単語帳」を搭載しており、繰り返し学習にも活用できる。 さらに、インターネットなどで公開されているMP3形式の英語音声をSDメモリーカードに保存し、通学途中にイヤホンでリスニング学習できる「MP3プレーヤー機能」も装備している。 本体サイズは幅141×奥行き107×厚さ14.9〜16.9mm、重さは272g。表示部は5.4型モノクロ液晶ディスプレイが採用されている。