ソフォスは6日、2005年12月のコンピュータウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。 12月の傾向として、ソフォスに報告されたマルウェアの内78.92%を「Sober-Z」が占め、ほかの脅威を圧倒し猛威を振るったことを示している。なお、Soberウイルス感染は、現時点でも沈静化傾向がまったく見られていないという。 これについて同社では、「このワームは、コンピュータユーザーがウイルス/スパム対策ソフトのアップデートを的確に行い、用心深く使用していれば阻止できます」とコメントしている。 同社の調査によると、12月はウイルスメールの数が爆発的に増加し、同月に使用されたメールのうち、メール16通に1通にあたる6.1%以上がウイルスメールであるという結果になったとしている。 2005年12月におけるトップ10ウイルスは以下のとおり。[1位] W32/Sober-Z:78.9%[2位] W32/Zafi-B:3.3%[3位] W32/Netsky-P:2.3%[4位] W32/Mytob-EX:1.4%[5位] W32/Mytob-FO:1.2%(新規)[6位] W32/Mytob-BE:0.7%[7位] W32/Zafi-D:0.6%[8位] W32/Mytob-GH:0.6%[9位] W32/Mytob-C:0.5%[10位]W32/Mytob-FM:0.5%(新規)[その他] 9.5%