富士通は、ノートPC「FMV-BIBLOシリーズ」のラインナップを一新した4シリーズ17機種を12月19日から順次発売した。価格はすべてオープン。新ラインアップは、全機種で指紋センサーとワイヤレスLANが搭載されているのが特徴となっている。 新ラインアップの各シリーズの特徴は以下のとおり。■シリーズごとの特徴●NXシリーズ(2機種) 大画面ハイスペックノートPCシリーズ。ノートPCとしては最大クラスとなる約320GバイトのHDD搭載機種が用意されており、最大約571時間の録画番組の保存が可能。また、テレビ視聴・録画ソフト「TVfunSTUDIO」では、1.5倍速の「早見再生」や0.8倍速の「ゆったり再生」に対応する。 さらに、リモコン操作のみで、DVDやSDメモリーカードへ映像を保存できるほか、キーワードにより電子番組表の中から録画したい番組を手軽に見つけられるオート検索機能のリモコン対応など、テレビを楽しむ際の操作性が向上している。●NBシリーズ(8機種) ホームエンターテインメントノートPC。15型液晶ディスプレイの輝度が従来機種に比べ約25%向上しているほか、液晶ディスプレイの背面カバーを薄型化するなどデザインを一新している。 エントリーモデル「NB40R」では、「PowerPoint 2003」が入った「Office Professional 2003」を搭載したモデルを追加。また、「NB80R」では、とうもろこしのデンプンから作られるポリ乳酸を用いた環境負荷を低減する植物性プラスチックを、ボディの全面に約93%採用するといった特徴的な機種も用意されている。●MGシリーズ(4機種) 大画面ハイスペック・モバイルノートPC。14型液晶ディスプレイの輝度を従来機種に比べ約20%向上。また、すべての機種に512Mバイトメモリを搭載している。●LOOX Tシリーズ(3機種) 10.6型WXGA液晶ディスプレイを搭載した、エンターテインメント・モバイルノートPC。全機種に512Mバイトメモリおよび、DVD+R DL書き込みに対応したDVDスーパーマルチドライブを搭載している。