富士通は、現在出ているPCのラインアップ展示と、開発中の技術や製品を展示する大きく分けて2つの空間からなるブースを展開。 PCラインアップの展示では、WPC 2005でのトレンドとも言えるリビングPCをメインに据えたものになっており、液晶ディスプレイがシャープの「亀山工場製」であることを表示することで、液晶のきれいさにおける優位性をアピールしていた。 ノートPCでは、デジタルハイビジョン放送に対応したテレビチューナー搭載のAVノートPCが参考出品されたほか、モバイルノートPC「LOOX Tシリーズ」のマザーボードが前世代と現行世代のものが並べられており、技術の進化が見て取れる展示となっていた。 技術展示では、トウモロコシから作られた植物性プラスチックを配合したプラスチックで作られたノートPCを展示し、トウモロコシからプラスチックになる工程を紹介。また、折りたためるPCや、キーボードが光で浮かび上がるサイドボード型PCなどが「近未来デザイン」のPCとして参考出品された。