辻調グループ校とNOVAグループのギンガネットは12月14日より、ギンガネット電話を活用した遠隔料理講習を実施する。 NOVAお茶の間留学に採用されているIPテレビ電話サービス「ギンガネット電話」を利用して、大阪市の辻調グループ校の教室と神戸市の流通科学大学を接続し授業を実施。回線には、ケイ・オプティコムの光ファイバを使用する。 第1回目の12月14日にはイタリア料理主任教授・永作達宗氏、第2回目の来年1月11日にはフランス料理主任教授・水野邦昭氏による授業が行われる。授業時間はいずれも1時間30分程度の予定だ。 今回の遠隔講習により、本格的な厨房設備のない教育機関であってもプロの料理人による本格的な料理講習が実現。また従来の衛星通信を利用した遠隔配信とは異なり、双方向でスムーズなコミュニケーションを取りながら授業を進められるというメリットもある。 なお、調理学校から大学への遠隔講習は国内では今回が初めてという。両社は今後、全国の大学・短大に向けて授業を実施していく計画だ。※一部、氏名に誤りがありました。読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。お詫びして訂正します。