ホンダは21日、カーテレマティクス「インターナビ・プレミアムクラブ」に専用のデータ通信定額サービスを2006年2月1日から導入すると発表した。現在、渋滞予測情報などは携帯電話を接続して受信しているが、PHSによる常時接続ができるようにする。 このサービスは、ウィルコムと開発した車載向けアンテナ内蔵の専用通信カード(モデム)を使う。通信カードは8400円で、加入時は事務手数料が別途2835円必要。通信料金は月額で1050円、1年分の一括払いで1万1550円など。 PCカードスロットを搭載したナビシステム搭載車のみのサービスとなる。ホンダディーラーやウェブサイトで12月15日から受付を始める。 インターナビ・プレミアムクラブは、自動車メーカーでは世界初の実用化となったフローティングカーシステムなどが好評を得ており、2002年10月のサービス開始以来、会員数が30万人に達している。《池原照雄》