デジタル化はサンプリング周波数96kHz/量子化ビット数24bitまで対応。音楽用CDをはるかに上回る高音質で、原音に忠実な記録が可能だ。また16ビットモード時には、量子化ノイズをコントロールすることで聴感上20ビット相当の高音質を実現するソニーの独自技術「Super Bit Mapping (SBM:スーパービットマッピング) 」が利用できる。人間の可聴帯域内で特に耳につきやすいノイズを減らすことで、聴覚上のダイナミックレンジを飛躍的に拡大している。
記録媒体にはメカ駆動ノイズが発生しないフラッシュメモリーを採用し、4GBを内蔵するほか、別売「メモリースティック PRO デュオ(High Speed)」を利用できる。USBマスストレージクラスに対応しており、パソコンと接続するとリムーバブルディスクとして認識され、録音した音源をHi-Speed USBでパソコンへ高速転送できる。音源データは、同梱のサウンド編集ソフト「DigiOnSound5 Express for Sony」(Windows版)を使ってさまざまな編集や加工が行える。