トレンドマイクロは、ギガビットイーサネット対応の企業向けネットワークウイルス対策機器に、新たに光ファイバ接続用インタフェースを備えたモデル「Trend Micro Network VirusWall 2500 Fiber Model」(以下、Network VirusWall 2500 Fiber Model)を追加し、11月11日に発売する。 Network VirusWall 2500 Fiber Modelは、インターネット接続に高速なFTTHを利用している企業向けに、光ファイバケーブルを直接接続できるポートを標準装備したネットワークウイルス対策機器で、2004年11月に発表した「Network VirusWall 2500」の上位モデルとなる。 ハードウェアは1Uラックマウントで、CPUにIntel Xeon 800 2.8GHzを2つ、メモリとしてDDR2-400 DIMMで計1GBを搭載する。導入するネットワーク環境に合わせられるよう、光ファイバケーブル接続ポート1000BASE-LXを1つ備えたLX-1と、1000BASE-SXを2つまたは4つ備えた機種SX-2およびSX-4の計3種類をラインナップしている。 新機能として、NATデバイスが存在する環境をサポートしたほか、脆弱性診断によってブロックされたクライアントコンピュータに、Microsoft Windows Update、Microsoft Office Update、およびMicrosoft Updateへのアクセスを許可することができるようになっている。 販売およびサービス提供は11月11日から、ソフトバンクBB、東芝情報システム、ネットワールド、富士通ビジネスシステム、丸紅ソリューションの各パートナー企業を通じて行う。今後一年間の販売目標は500台。 購入にはハードウェア本体料金と、アカウント数に応じたソフトウェアのライセンス料金(1年間のサポートサービス料金)が必要で、参考構成としてLX-1が1台、管理対象50ユーザの場合で1,434,000円(税込み)。ハードウェア本体価格は以下のとおり(いずれも税込み)。●Network VirusWall 2500 Fiber Model LX-1 (1000BASE-LX×1、10/100/1000BASE-T×5) 1,055,500円●Network VirusWall 2500 Fiber Model SX-2 (1000BASE-SX×2、10/100/1000BASE-T×5) 1,055,500円●Network VirusWall 2500 Fiber Model SX-4 (1000BASE-SX×4、10/100/1000BASE-T×5) 1,222,000円※いずれも同時に利用可能なポート数は5つ、接続可能なセグメントは4つとなる。