キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark II」にも採用している映像エンジン「DIGIC II」を搭載したコンパクトデジタルカメラ4機種を10月上旬から順次発売する。DIGIC IIは、従来機種以上の高精度なホワイトバランス制御による高画質の実現や、起動時間の短縮など、画質・機能・レスポンスを大きく向上させた映像エンジン。
ラインアップは、800万画素CCDと光学3.6倍ズームレンズ搭載の「PowerShot S80」、500万画素CCDと光学2.4倍ズームレンズ搭載の「IXY DIGITAL L3」、710万画素CCDと光学4倍ズームレンズ搭載の「PowerShot A620」および500万画素CCDと光学4倍ズームレンズ搭載の「同 A610」。価格はすべてオープンで、実売予想価格はS80が63,000円前後、L3が40,000円前後、A620が40,000円前後、A610が35,000円前後。
IXY DIGITAL L3は、連続曲面で造形する「Curvature Design」技術により作られた美しいボディが特徴的なモデル。ダーククロムメッキを用いた滑らかな曲面と、アルミマグネシウム合金のシャープなディテールで造形されたパーツ構成となる。カラーバリエーションは、「ブラッドレッド」「ジェットブラック」「ファーブロンド」「モルフォバイオレット」の4色。