デル、職業安定法違反容疑で書類送検 自社面接者を派遣社員に | RBB TODAY
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デル、職業安定法違反容疑で書類送検 自社面接者を派遣社員に

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 神奈川県警は12日、デルと採用担当の元社員を職業安定法違反容疑で横浜地検に書類送検した。県警の調べでは、デルは2002年8月、川崎市の本社で面接した男性を職業紹介事業の許可を受けていないのに、派遣会社に紹介し派遣社員として採用させた疑い。

 同社は、「法律に関する理解が十分でなかったことを深く反省している」と述べ、事実を認めている。なお、2004年6月に神奈川労働局より指導を受けて是正措置をとっており、以降はそのような問題はないという。

 同日の一部媒体で、「同社が正社員の採用であると装って、実際には派遣社員として採用した」と報じられたことを受け、同社はそのような事実はないとコメントしている。

 一方、一部の媒体では、当時の採用担当の元社員が「違法と知っていたが、正社員で採用すると費用(自社で負担する社会保険料など)がかさむため派遣会社に紹介した」と県警に供述していると報じた。同社は、2004年までの2年間、約200人を同様に派遣会社に紹介したとみられているという。
《高柳政弘》
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