スイスのクラリアントと東芝は4日、有機色素をベースとした次世代DVD「2層式30GバイトHD DVD-R」の開発に成功したと発表した。両社は、すでに確立していた1層式HD DVD-Rの有機色素技術を基に、2層式ディスクに必要な録画層のL0とL1の両方に使用可能な高機能有機色素を開発したという。 新開発された色素は、非常に高い反射率、熱伝導性、透過性、高感度などの特性を兼ね備えているとしている。 なお、HD DVD-R DLは、すでにDVDフォーラムの議題に取り上げられており、年内中にも最終的な規格が承認される予定。
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