日本AMDは2日、エラー修正コード(ECC)アンバッファードメモリをサポートするAMD Opteron 100シリーズ・プロセッサを発表した。ECCアンバッファードメモリをサポートすることで、1ウェイ・サーバやワークステーションの需要に応える。 同製品は、簡単なBIOSアップデートのみで、既存のSocket 939を使用することができる。 米Sun Microsystemsが、いち早く同プロセッサを採用したSun Ultra 20 Workstationを発表しているほか、米Supermicro Computerや台湾Tyan Computerなどが同プロセッサに対応したマザーボードの発売を予定している。 アンバッファードメモリのサポートは、今後100シリーズに標準装備となり、今後30日以内に出荷予定のデュアルコア版AMD Opteron 100シリーズでもサポートされるという。 同プロセッサの1,000個ロット時の単価は、モデル144が14,375円、モデル152が91,885円。また、同プロセッサのデュアルコア版の1,000個ロット時の単価は、モデル165が47,955円、モデル175が60,950円となっている。 なお、AMDでは、従来のレジスタードメモリをサポートする同プロセッサの提供も継続する。