今回の配信にあたって、IIJグループでは同社が開発した計測システムにより、受信品質データの計測、評価を行う。DV over IP技術は、放送と通信の融合が進む中で注目されている技術だが、ビデオのように連続して送信する映像配信技術については、品質を監視する手段が確立されていなかったという。今回、IIJグループの持つネットワーク運用技術をもとに、ネットワークの状況やアプリケーションの状態を複合的に計測し、インターネット上での高品質映像配信のクオリティを検証し、今後のサービスレベルの向上を目指すとしている。
《小笠原陽介》