アップルコンピュータは、iPodとiPod photoシリーズの統合と、iPodへの「ポッドキャスト」機能の追加を発表した。 これまで、「iPod」は20Gバイトモデル、「iPod photo」は30Gバイトモデルと60Gバイトモデルが用意されていたが、iPod photoの20Gバイトと60Gバイトモデルの2つに統合された。また、現行のiPod photoを「iPod」と呼び名を変更。そのため、白黒ディスプレイのiPodは現行モデルから姿を消すことになる。 さらに「ポッドキャスト」機能も追加された。ポッドキャストとは、登録した音声番組が更新されると自動的にダウンロードされるというもの。日本ではなじみが薄いが、米国ではABC News、Adam Curry、BBCなどが提供するなど非常に盛んだ。 このポッドキャスト機能は、iPod miniと3代目以降のiPod、iPod photoでもファームウェアを適用することで対応する。また、ポッドキャスティングに対応した「iTunes 4.9」も公開された。Mac OS X版、Windows版ともにすでに配布が開始されている。なお、Windows向けの日本語版については、今のところ公開されていない。 ほか、「iPod U2 Special Editon」もディスプレイがカラーになり、価格が36,800円に改定され、「iPod shuffle」の1Gバイトモデルも14,980円に値下げされた。●改定されたiPodシリーズの価格 iPod 60Gバイトモデル:45,800円 iPod 20Gバイトモデル:32,800円 iPod shuffle 1Gバイトモデル:14,980円 iPod U2 Special Edition:36,800円