NTTドコモは28日、iモードライセンス契約を結んでいる海外iモード提携オペレータ各社が、共同では初となるiモード端末の調達を実施したと発表した。 海外のiモード端末は、これまで各オペレータがそれぞれ端末メーカーより個別に調達していたが、今回8社のiモード提携オペレータがLG電子(韓国)のGSM方式端末「L342i」を共同で調達し、5月下旬より順次販売を開始している。 ドコモは今回の共同端末調達には参加していないが、今後各国でW-CDMA方式でiモードサービスが展開された場合、今回のL342i同様に海外iモード提携オペレータと共同調達を行うことで、端末調達コストの低下を見込むことができるとしている。 L342iは、内蔵アンテナを採用した折りたたみ型カメラ付き携帯電話で、i-modeブラウザ・メールおよびJava機能を搭載している。対応ネットワークはGSMとGPRS。 L342iの共同調達に参加したiモード提携オペレータは以下のとおり(6月28日現在)。・E-plus社(ドイツ)・KPN Mobile社(オランダ)・Far EasTone Telecommunications社(台湾)・Base社(ベルギー)・Bouygues Telecom社(フランス)・Wind社(イタリア)・COSMOTE社(ギリシャ)・Telstra社(オーストラリア)