ソネット・エムスリーは、ソニーが展開している医療従事者向けのインターネット放送局「メディカル・チャンネル」サービスを7月1日付けで譲り受け、自社でサービス提供を始める。ソニーグループ内の医療従事者向けネット事業を集約化するのが狙いだ。 「メディカル・チャンネル」は、学会・医療セミナーの模様や教育機関の医療講座などの医療番組を、ネット上でオンデマンド配信している。動画や音声にスライド資料を組み合わせたスタイルが特徴だ。会員数は3万1千人。 事業統合後は、ソネット・エムスリーが展開する医療専門サイト 「m3.com」(会員数・約22万人)と、「メディカル・チャンネル」を半年〜1年以内にサイト統合する予定だ。 また「メディカル・チャンネル」で行っている動画配信を、同社の主力コンテンツである医師と製薬会社のMR等との情報交換サービス「MR君」に加える。