昭和電工は19日、ポータブルオーディオプレーヤー向けの直径1.89インチを中心とした小径のハードディスクの需要が多いことから、ハードディスクの生産能力を月産305万枚増強し、月産1,375万枚にすると決定した。 設備投資金額は約120億円で、2006年3月までに順次稼動の予定。今回新設するすべての生産ラインは、同社がすでに1.89インチハードディスクで量産技術を確立済みの垂直磁気記録方式に対応できるとのこと。 なお、現在開発中の世界最小径0.85インチハードディスクの量産対応も視野に入れているという。