来日中のインテル副社長アビ・タルウォーカー氏は、記者説明会で、エンタープライズ戦略の最新状況について語った。その中でタルウォーカー氏は、Centrinoでおこなった「Platform-ization」(プラットフォーム化)を、Itanium2やXEONなどサーバ向け製品においても展開すると述べた。 Platform-izationは、ユーザ経験を向上させるために、単にCPUの処理速度を上げるだけでなく、CPUやチップセットの機能・能力の充実や、ユーザが必要とする機能(例:CentrinoにおけるWi-Fi)のパッケージングなどをおこなうというアプローチ。サーバ分野でも、Nocona・Lindenhurstプラットフォームにおいて、CPU消費電力の引き下げや、より高速なDDR2メモリのサポート、PCI Express対応、IOP332 I/OプロセッサでのRAIDサポートでユーザ経験の向上をはかる。 インテルの次世代のマルチプロセッサ対応Intanium 2「Montecito」は、2005年から2006年以降の登場が予定されている。