シマンテックは、企業向けの不正侵入検知・侵入予防アプライアンス「Symantec Network Security 7100」(SNS 7100)シリーズを発表した。複数の検出技術を組み合わせることでより高い検出精度が得られるとしており、出荷予定は11月中旬以降。 SNS 7100は、シグネチャ(いわゆるパターンファイル)による検知のほかに、DoSやサービススキャンの検知、プロトコル異常検知など複数の検出技術を組み合わせたIMUNEアーキテクチャを搭載。脆弱性情報が明らかになった段階で対応することで、具体的な不正アクセスプログラムが出回る前に予防することが可能になるという。脆弱性情報やシグネチャなどの最新の定義は、LiveUpdateによって自動更新される。 SNS 7100は、検出メインでIPアドレスを持たない「パッシブ」配置と、検出した不正アクセスをブロックすることができる「インライン」配置の両方の接続に対応しており、モニタリングスループットは50Mbps〜2Gbps(パッシブモード時)となっている。 対象ネットワーク規模に応じて3モデルがラインナップされている。価格はいずれもオープンプライス。・モデル7120 最大モニタリング・スループット:200Mbps 最大並行セッション:100,000 ポート数:10/100BASE-T×4 電源:単独・モデル7160 最大モニタリング・スループット:2Gbps 最大並行セッション:1,000,000 ポート数:10/100/1000BASE-T×8 電源:二重化・モデル7161 最大モニタリング・スループット:2Gbps 最大並行セッション:1,000,000 ポート数: 10/100/1000BASE-T×4、1000BASE-SX×4 電源:二重化