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声優に挑戦したMEGUMIとインパルス板倉俊之 |
「アニマトリックス」や「MEMORIES」などを手がけたアニメ制作プロダクション・STUDIO4℃、コマーシャル制作プロダクション・葵プロモーション、ヤフーの3社が「きまぐれロボット」製作委員会を共同プロジェクトとして発足。「ショートショートの神様」と称されるSF作家・故星新一の原作の雰囲気をそのままに、1話2分×10話のショートショートアニメを制作・提供する。
各作品は、1話2分という短い中にも、懐かしさの漂うキャラクター、わかりやすいストーリー展開、そして思わずクスッと笑ってしまうようなユーモアが盛り込まれた、年齢や性別を超えて楽しめる愉快なアニメとなっている。
「きまぐれロボット」のメインキャラクターは「博士」と「助手」の二人。主人公である「博士」役を人気お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が、セクシーな「助手」役をMEGUMIが担当。そして、すべての登場キャラクターを二人が演じるという「まんが日本昔話」風の演出も見どころだ。また、映画「マインドゲーム」の山本精一が担当したという音楽にも注目していただきたい。
特設サイトはYahoo! JAPAN内に、11月1日より30日までの1か月間開設。まずは11月1日に5話までが公開され、11月16日に残り5話が追加公開される。さらに、アフレコ風景の公開や、出演者のサイン入りグッズのオークション開催なども予定されているのでこちらもお楽しみに。また、12月22日には全作品に特典映像や監督による解説音声などを収録したDVDの発売と、ワンソース・マルチユースの展開も計画されている。
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左からSTUDIO4℃の田中栄子社長、ヤフーの喜多埜裕明YBB事業部長兼社長室長、葵プロモーション大村正一郎常務 ※ クリックで拡大(以下同じ) |
制作を担当したSTUDIO4℃の田中社長は、「(今回の作品は)1つの序章であり予告である」とし、「平成ロボット版サザエさん、というような息の長い作品を展開させていきたい」と意気込みを語った。また、この1本2分間という作品を「仕事の合間、デートの待ち時間、疲れたときに気軽に楽しめる」と紹介。最後に、「ルミネtheよしもと」での二人芝居「きまぐれロボット」もこっそり画策していると秘密も打ち明けた。
制作発表会に続いて行われたトークセッションは、出演者の板倉俊之とMEGUMIによるボケとツッコミを交えた和やかな雰囲気のなかで行われた。アフレコは、まずはMEGUMIの収録が行われ、それに声をかぶせるかたちで板倉俊之の収録が行われたという。板倉は聞きながら演じたというMEGUMIの演技を「上手だな、初めてとは思えない」と賞賛。すかさずMEGUMIから「初めてじゃない、3回目」というツッコミが入り会場は盛り上がった。
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セクシーな「助手」役のMEGUMIと「博士」役で声優初挑戦のインパルス板倉俊之 |
9月25日に23回目の誕生日を迎えるMEGUMIに誕生日の過ごし方についての質問が飛ぶと、「仕事が終わってから、夜から友達とおいしいご飯を食べる」、そしていい方からのプレゼントは「ほしい!!」と回答。さらに、「女の子はぬいぐるみ、男の子はプラモデル」という板倉が「ぬいぐるみ」を贈る約束をして終わるという、ちょっと物足りない展開になった。
アフレコの現場では会うこともなく、声優初挑戦の板倉と3回目というMEGUMI、またPCを持っていないという板倉とインターネットも利用しているというMEGUMIと、対称的な二人だが、「作品のPRを」というリクエストには、“「博士役の板倉です」、「助手のMRGUMIです」、「すべて二人でやっていますのできっと観てね」と息のあったところを見せて締め括った。STUDIO4℃の田中社長が画策しているという二人芝居の実現にも期待したい。
◆きまぐれロボット(各2分×10話)
・11月1日公開
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第1話:きまぐれロボット | 第2話:スパイキャッチャー | 第3話:ねぼけロボット |
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第4話:襲来の目的 | 第5話:3つの願い |
・11月16日公開
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第6話:謎のロボット | 第7話:夜の事件 | 第8話:薬 |
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第9話:火の用心 | 第10話:文明の使者 |
配信:Windows Media/56kbps・300kbps
視聴料:無料(ID登録等の必要なし)