同社は3月25日に201件の顧客情報流出を確認したとしていたが、そのときより合計30万件となる顧客情報が流出しているとされていた。今回発表となった約33.9万件のリストは、当時流出されているとした30万件と同一かどうかは不明であるものの、かつて照会した201件の情報と共通した特徴があることから、同一の情報源ではないかと、アッカはみている。
流出時期および流出内容に関しては、現在操作中であることより明確にはされていないが、この顧客情報の中に約6.5万件の退会者も含まれているため、現アッカの利用者に限らず、かつてアッカを利用していたというユーザ情報も流出したことになる。
こうしたことから、アッカは本日16時より、アッカユーザ、もしくは元アッカユーザが今回流出が確認された顧客情報の中に自分の情報が含まれているかどうかを調べられるページを公開する。URLは以下の通り。
https://check.acca.ne.jp/index.html
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アッカのお客様情報確認ページ |
なお、アッカはホールセーラであることから、情報が流出した利用者に対しては、利用されているISPと共に今後の対応を早急に決めてすすめていくとしている。
アッカは、今回さらなる顧客情報の流出を認めたが、これ以上の顧客情報が流出しているかどうかは現在のところ不明だ。流出経路などはまだ特定されていないものの、同社のセキュリティ対策は3月25日の顧客情報流出を確認した時点より強化されている。現在のところ、外部機関によるプライバシー保護の対策監査実施も含め、情報は適切にコントロールされているとしており、信頼回復に向けた動きをしている。