松下電器産業は29日、2004年4−6月期の連結決算を発表した。売上高は、アテネオリンピック特需やデジタル家電需要の増大で前年同期比19%増の2兆1,020億円、営業利益が117%増の435億円、純利益は1,116%増の328億円。 商品部門別に見ると、映像・音響機器部門は、オーディオ機器が不調だったが、薄型テレビやDVDレコーダーなどの売り上げが好調に推移し、前年同期比9%増となった。 情報・通信機器部門では、PCやカーエレクトロニクスは伸長したが、携帯電話やファクスなどが低迷し、前年同期比7%減となった。