松下電器産業(松下電器)は、試作機としてSTB用の簡易版リモコンを展示している。左側にはSTBのチャンネルが、右側にはテレビのチャンネルが変えられる数字のボタンが付いている。また、センターには音量や電源ボタンがあり、直感的に分かりやすい配置になっている。さらに、熟年層への配慮からか、1つ1つのボタンが大きく作ってあるのが印象的だ。
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松下電器の試作機 |
日本デジタル配信は、これ以上にシンプルな「ミニリモコン」をアピールしている。具体的には、テレビの電源、セットトップボックスの電源、放送の切り替え(BS/CS/地上波)、チャンネル選択と音量が2ずつの計7つしかボタンが付いていない。価格は700円と非常に安く、またコンパクトだ。さらに、設定を変更することで、18社のテレビ、15社のビデオ一体型テレビ、12社のセットトップボックスに対応できる。同社では、CATV経由で提供するとともに「値段が安いのでノベルティーとして配ることも考えられる」としている。
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(左)「ミニリモコン」(右)松下電器のSTBに付属するリモコン |