国内最大の音楽ダウンロードサービスであるレーベルゲートは、4月1日に新サービス名“Mora[モーラ]”として再スタートすることを発表した。サービス名変更に伴う社名変更はない。 Moraでは、配信楽曲数を現在の約3万曲から3万8千曲に増やし、検索性を高めるとともに、「女性ヴォーカル特集」、「ベストアルバム特集」、「新世代ギターロック特集」、「演歌、歌謡曲特集」などの特集を順次提供していく。 レーベルゲートは、国内の大手レコードレーベルを中心とする18社の共同出資により2000年4月にスタートした音楽ダウンロードサービス。今回のリニューアルを機に、東芝EMI、プラティア・エンタテインメントの2社が加わり、配信レコード会社は下記の13社となり、ほかに独立系レーベルの楽曲も提供する。さらに今夏には、ワーナーミュージック・ジャパンも参加する予定だ。 エイベックス キングレコード セーニャ・アンド・カンパニー ソニー・ミュージックエンタテインメント 東芝EMI 徳間ジャパンコミュニケーションズ BMGファンハウス ビクターエンタテインメント フォーライフ ミュージックエンタテイメント プラティア・エンタテインメント ポニーキャニオン ヤマハミュージックコミュニケーションズ ユニバーサル ミュージック なお現在、同サービスはNet MD、メモリースティック対応となっているが、今後は、SDメモリーカード(AAC)、Windows Media、Mac OSなどにも対応する予定という。 レーベルゲートは、新ブランド「Mora」に、「すべての音楽を網羅(モーラ)する」という思いを込め、レーベルの垣根を越えて数多くの楽曲を提供していく。