GateLock Remote Applianceは、ウイルス対策/DoS防御/VPN/Deep Inspectionファイアーウォールを統合させたゲイトウェイ型のセキュリティアプライアンス製品。2004年春頃に発売する予定のクライアント/サーバ新製品に実装される管理コンソールを用いた集中管理も可能になっている。
このGateLock Remote Applianceの利用が想定される場面は2つ。1つ目は、VPNで結ばれた多数の拠点に設置されたGateLock Remote Applianceを本社で一括して管理するケースだ。もう1つは、小規模事業者やSOHOの事務所にGateLock Remote Applianceを設置して、管理はサービス事業者に委託する方法がある。この場合、トレンドマイクロのパートナー企業がサービスとして展開することになる。
今回発表されたGateLock Remote Applianceは3000と5000が用意されており、それぞれスループット、VPNのコネクト数、搭載される機能などが異なる。価格は3000が92,000円、5000は148,000円。この価格には1年間のサポート料金も含まれており、延長する場合は1年間につき3000では26,400円、5000では57,600円が必要だ。
なお、GateLock Remote Appliance 3000/5000はいずれも、NetScreen Technologiesの技術も採用しており、同社からも5000と同等の製品として「NetScreen-5GT」が販売される。
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GateLock Remote Appliance 5000 |