トレンドマイクロは、ウィルス対策トレーニングプログラム「トレンドマイクロ アウトブレーク予防訓練プログラム」を10月14日より開始する。 同サービスは、顧客企業の社員に疑似ウィルスのリンクを張ったメールを送信し、行動を分析するというもの。リンクをクリックした社員の数などを集計し、ウィルス対策のトレーニングを実施するという流れだ。 同社では、セキュリティ対策においては技術よりも“人”が重要だとしている。そのため、ウィルスやセキュリティ対策製品の販売と共に、企業向けのトレーニングも実施しており、今回の予防訓練プログラムは、その一環として提供するサービスだ。 なお、すでに日本ヒューレット・パッカードでの採用が決まっているという。 誰しも、火災や地震を想定した避難訓練に参加したことがあるだろう。ウィルスが、大きな脅威となった現在では、このような“ウィルス対策訓練”も必要になってきているようだ。