「仮面ライダーV3」は、9月12日から配信開始となり、初回は3話、以後一週間ごとに2話ずつ追加され全52話が配信される。また、1978年の劇場作品「仮面ライダー対デストロン怪人」も、同様に12日から200円/7日間で視聴できる。
「電子戦隊デンジマン」は9月19日から、やはり初回3話、以降一週間ごとに2話ずつの追加で全51話。映画作品「電子戦隊デンジマン」(1980年)は、9月19日からの配信開始で、200円/7日で視聴できる。
「超神ビビューン」の配信は、9月26日から始まり、全36話、初回の週は3話で以後一週間ごとに2話ずつ更新される。
なお、3作品のTVシリーズともに、別途、東映特撮BBの会員費(月額500円)が必要になる。アーカイブとして保存されているのは、第1話目、最新の週での更新分、前5週分で、配信帯域は350kbpsで方式はRealPlayerのみ。
「仮面ライダーV3」は、言わずと知れた人気作品「仮面ライダー」の続編。ゲルショッカーとの対決を終え、平和を楽しむ仮面ライダー1号と2号、そして彼らのレーシングチームの後輩である風見志郎の3人は、新たに人類に牙を向く悪の組織「デストロン」との戦いにその身を投じていく。主人公風見志郎は、家族をデストロンに殺され復讐を誓う。1号、2号の手により改造手術を受けた風見志郎は仮面ライダーV3へと生まれ変わった。並み居る怪人たちと対決するため、仮面ライダー1号の力と2号の技をそなえた「ダブルタイフーン」で変身し、多彩な技で「デストロン」と死闘を繰り広げるのだ。
![]() |
「仮面ライダーV3」 (C)石森プロ・東映 |
「電子戦隊デンジマン」は、3000年前に地球に逃れてきたデンジ星の末裔たちが、かつて彼らを滅ぼしたベーダー一族から地球を守るために立ち上がる戦隊シリーズの2作品目。5人の若者がデンジマンへと変身し、ヘドリアン女王率いるベーダー一族と敢然と立ち向かう。変形する巨大ロボットや、戦隊のアドバイザーが始めて犬という人間以外のキャラクターとなるなど独自色を打ち出した作品である。
![]() |
「電子戦隊デンジマン」 (C)東映 |
石ノ森章太郎原作「アクマイザー3」の続編として、同じく石ノ森の手で書かれた「超神ビビューン」は、アクマイザー3の魂を受け継いだ3人の青年が、人々の平和を脅かす悪の妖怪と戦うというもの。オリンピック選手の3人が、ビビューン、ズシーン、バシャーンの“正義の超神”となって戦うコアな人気を持つ作品である。
![]() |
「超神ビビューン」 (C)石森プロ・東映 |
いずれの作品も、1作目の高い人気のため引き続き製作されている。しかし、そのためか1作目とは違う独自の演出や設定に工夫が凝らされている。マイナーながら、そこはかとない魅力と格好良さが垣間見える作品がそろったといえるだろう。