![]() |
左はインテルKK プラットフォーム&ソリューションズマーケティング本部長のケビン・セラーズ氏、右はインテルデスクトップ・プラットフォーム事業本部 チップセット・マーケティングディレクタのビル・レツィンスキー氏 |
これまで、HT対応のPentium4は最上位のみというラインアップになっていたが、今回の新CPUラインアップにより2GHz台の中位クラスのCPUでもHTが利用できるようになる。
今回発表された865チップセットは、875Pチップセット(ハイエンドデスクトップやエントリ・ワークステーション向け)の下のセグメントに属する製品。新Pentium4+865チップセットでは、FSBは800MHz、メインメモリはDDR400のデュアルチャネル構成が可能で、ギガビットイーサネット(GbE)もサポートしている。865チップセットには、3Dグラフィック機能を内蔵した800MHz FSB対応の「865G」、865Gからグラフィックコアを外した「865PE」、そして400MHz / 533MHzのFSBに対応した「865P」の3タイプがラインアップされている。
![]() |
865PE搭載のインテル純正MB「D865PERL」。自作派なら865PEが第一候補であろう |
新プロセッサの見通しについてインテルでは、「ブロードバンドが非常に安い」という特殊要因のある日本市場においては、ブロードバンドコンテンツが出そろってくればこうしたハイパフォーマンスPCへの需要が高まるだろうとの見通しを述べた。
![]() |
会場にはベンダー各社から865搭載PCが展示されていた。写真は865G搭載のソニーVAIO HS |
865G | 865PE | 865P | |
FSB | 800MHz 533MHz 400MHz | 800MHz 533MHz 400MHz | 533MHz 400MHz |
メモリ | DDR400 DDR333 DDR266 (*) | DDR400 DDR333 DDR266 (*) | DDR333 DDR266 (*) |
内蔵3D グラフィックス 機能 | あり(Intel Extreme Graphics 2) | - | - |
AGP | ×8 | ×8 | ×8 |
USB | 2.0対応 | 2.0対応 | 2.0対応 |
LAN | GbE対応 | GbE対応 | GbE対応 |