中部電力は、各ISPに対してFTTH回線のホールセール「アクセスコミュファ」を4月16日より開始すると発表した。今のところ、So-netとBIGLOBEが対応を表明している。 アクセスコミュファでは、一戸建て向けの「アクセスコミュファ・ホーム」と、集合住宅向けの「アクセスコミュファ・マンションV」と「アクセスコミュファ・マンションL」、SOHO向けの「アクセスコミュファ・オフィス」の4つのメニューが用意されている。 マンションVは屋内配線にVDSLを用いているため最大50Mbps、ほか3つのコースは最大100Mbpsとなる。料金は、ホームが月額2,900円、マンションが2,700円、オフィスが月額6,900円となっている。なお、ホームとオフィスには屋内配線利用料金(月額200円)と回線終端装置利用料金(月額900円)が、マンションについては多重装置利用料金(月額700円)が別途必要となる。 今のところ、BIGLOBEとSo-netが対応を表明しており、いずれもホームが月額2,900円で、マンションが月額2,000円で利用できる。 そのため、一戸建ての場合は、アクセスラインの月額4,000円(各種利用料金を含む)と、ISP料金の月額2,900円の、合計6,900円で利用できる。一方の集合住宅では、アクセスラインの月額3,400円と、ISP料金の月額2,000円の、合計5,400円となりいずれも、Bフレッツを利用するよりも安くなっている。 同社では、今後も対応ISPを増やしていくとのことだ。 なお、5月10日までに申し込んだユーザを対象にアクセスコミュファの初期費用が割り引かれたり、利用料金が3か月間無料になるキャンペーンを実施するという。■アクセスコミュファ●ホーム 通信速度:100Mbps 初期費用:25,000円 利用料金:2,900円 PPPoEセッション数:3●マンションV 通信速度:50Mbps 初期費用:18,000円 利用料金:2,700円 PPPoEセッション数:3●マンションL 通信速度:100Mbps 初期費用:12,000円 利用料金:2,700円 PPPoEセッション数:3●オフィス 通信速度:100Mbps 初期費用:25,000円 利用料金:6,900円 PPPoEセッション数:5