ウイルスランキングでは、国内とWorld Wideともに1位がW32.Klez、2位がTrojan Horseとなっている。また、Nimdaが再びランクインするなど、発見から時間がたっているにもかかわらず大きな被害をもたらしている。さらに、IRC Trojanが国内とWorld Wideともにランクインしているのも注目すべき点だろう。
一方の不正アクセスランキングでは、CodeRedによる「Microsoft Index Server/Indexing Services ISAPI Buffer Overflow Attack」攻撃が1位になっている。さらに、Nimdaによる「Generic HTTP 'cmd.exe' Request Attack」と「Generic HTTP Directory Traversal Attack」が上位を占める結果となった。
これらウイルスランキングと不正アクセスランキングを見る限りでは、Nimdaなど発見から時間が経過しているウィルスへの感染が多いことから、対策を施していないユーザが多いことがうかがえる。同社では、引き続き最新のパッチを適応することを呼びかけている。
ウィルスランキング(国内)
順位 | ウィルス |
1 | W32.Klez |
2 | Trojan Horse |
3 | HTML.Redlof.A |
4 | W32.Sobig |
5 | IRC Trojan |
6 | W95.Hybris |
7 | W32.Bugbear@mm |
8 | W32.Nimda |
9 | JS.Exception.Exploit |
9 | W32.FunLove |