トレンドマイクロは、企業向けのセキュリティ管理システム「Trend Micro Control Manager 2.5」に対応したアンチウイルスソフト2製品を、3月24日より発売する。 今回発表されたのは、クライアントPCにインストールする「ウイルスバスターコーポレートエディション5.5」と、ファイルサーバなどの各種サーバにインストールする「ServerProtect 5.5」。両製品とも、管理ツールのTrend Micro Control Manager 2.5からアウトブレークプリベンションポリシーを受け取ってポートや共有フォルダをブロックできるようになった。これにより、NimdaやCodeRed、SQLP1434.Aのようなワームが今後登場した場合でも、短時間で対応できるようになる。 また、トロイの木馬自動修復ツールが実装され、感染したシステムの修復が自動で行えるようになる。 このほか、ウイルスバスターコーポレートエディション5.5では、SecureClient(CheckPoint社製品)と連携、一定以上古いパターンファイルを使用しているクライアントについてイントラネットへの接続を拒否することができるようになった。これにより、ウイルス対策ポリシーの実効性を高めることができる。 価格は、ウイルスバスターコーポレートエディション5.5が36,000円(5クライアント)から、ServerProtect 5.5が69,000円(1サーバ/20クライアント)から。Trend Micro Control Manager 2.5対応製品としては、この2製品が最初のものとなる。