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500枚のブレードを日単位で。トラフィックに合わせたサーバ増設ができるレンタルサービス

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500枚のブレードを日単位で。トラフィックに合わせたサーバ増設ができるレンタルサービス
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 トラストガードは、同社のブレードサーバをiDCにラッキングし、日単位でブレードと帯域をレンタルするサービス「TrustGuard.NET」を本日より一般向けにも本格展開する。

 TrustGuard.NETは、同社のブレードサーバと500ブレードをBroadBand Towerにラッキングし、各ブレードとインターネット帯域を1日単位でレンタルするもの。レンタル対象にはOSも含まれており、独自のブータを組み込むことでオンラインストレージを経由してOSをブートする。対応OSはLinux、FreeBSDでブート時間は1ブレードあたり1分程度となっている。このほか、ネットワークブート対応OSとしてWindows2000も対応する方針でいる。

TrustGuard.NET
BroadBand Towerにラッキングした500ブレード。すべてオンライン状態になっている


 TrustGuard.NETの最大の特徴は、必要に応じてブレードと帯域を1日単位でレンタルできる部分にある。iDCの引っ越しや、イベントに合わせたネットワークサービスのトラフィックコントロール用の用途が主なレンタル目的となるとみている。TrustGuard.NETを利用すると、トラフィックの高まりにあわせてレンタルするブレード数を1日単位で契約できる。また、オンラインブートのOSを含んだレンタルとなるため、申し込み後数時間で数100台のサーバをブートした形で用意できることが最大の特徴となる。さらに、オンラインストレージとブレードサーバ単位でのレンタルになるため、一度開発したアプリケーションやコンテンツは、オンラインストレージから読み出すだけで同じものをいくつものブレードで動作させられる。

 レンタルはブレード単位となるため、root権限があることも特徴のひとつだ。各ブレードは256Mバイトのメモリをもち、Pentium III 500MHzで動作する。プロセッサ的には決して最新ではないが、レンタルするブレード枚数を増やすことで、既存プロセッサを超えるパフォーマンスは引き出せる。また、Ethernetを2ポートもち、ポートあたり100Mbpsでネットワーク接続する。ブロードのレンタル料金は1ブレードとネットワークストレージ10Gバイトのベースキットが1日1,000円。ベースキットに100Mbpsのインターネット帯域を加えると1日あたり1,300円となる。なお、20Gバイトの内蔵ハードディスクを加えるオプションを用意しているほか、ブレード枚数によるディスカウント、ならびに1カ月単位によるディスカウントも準備されている。

 こうした基本サービス以外にアプライアンスサービスとしてWebキャッシュ、ストリーミング、グリッド ONEといった特化した品目も用意するほか、ダウンロードサービス向けにファイアウォールブレードやダウンロードブレードと特化したブレードのレンタルも提供する。それぞれの価格は、Webキャッシュアプライアンスサービスが管理機(ロードバランシングとブレードの管理用)が1日4,900円さらに、10ブレードで1日あたり19,000円となる。ほか、ストリーミングアプライアンスサービスは、管理機が1日6,400円。10ブレードで22,800円。グリッド ONEアプライアンスで管理機が1日1,900円。10ブレードで9,500円。ダウンロードサービスの場合、ファイアウォールブレードが1日4,900円。ダウンロードブレードが1日1,600円。
《RBB TODAY》
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