X-Terminatorはファイアウォールとアンチウイルスの機能を備えており、SMTP・POP3を対象としたメールウイルスチェックのほか、HTTPとFTP over HTTPについてもウイルスチェックが行える。
処理能力によって4モデル「Mini」「Appliance」「RU」「Enterprise」がラインアップされ、今回発売されるのはこのうち「Appliance」「RU」の2モデル。各モデルともRedHat Linux7.3で動作し、アンチウイルス機能にはエフ・セキュアのエンジンを採用している。
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左:X-Terminator Appliance、右:X-Terminator RU |
ネットワーク管理者の置けない事業者が導入しやすいよう、セキュリティパッチやウイルス定義の自動更新機能を備えているのが特徴で、特にウイルス定義については、エフ・セキュアのサーバに1時間おきに確認にいくことで、ウイルス定義の更新遅れによる感染の危険を減らすことができる(エフ・セキュアのウイルス定義は1日2回更新)。セキュリティパッチの適用はアルテミスのサーバから自動でダウンロードされ適用されるため、ユーザ側にLinuxの知識がなくてもセキュリティレベルを維持できるという。
アルテミスでは、X-Terminatorシリーズを直販およびパートナー経由で販売する計画で、初年度に3億円の売上を見込んでいる。
■本体価格
X-Terminator Mini:158,000円
X-Terminator Appliance:258,000円
X-Terminator RU:498,000円
X-Terminator Enterprise:オープンプライス
■アンチウイルスライセンス料金(一部)
1〜5ユーザ:月額2,500円または年額30,000円
6〜10ユーザ:月額5,000円または年額60,000円
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41〜50ユーザ:月額17,000円または年額204,000円
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91〜100ユーザ:月額32,000円または年額384,000円