日本テレコム、JR東日本、ジェイアール東日本企画の3社は、駅構内におけるデジタル広告の実証実験を開始すると発表した。実験期間は2月18日より約3ヶ月間を予定している。 実証実験では、日本テレコムの配信センターから山手線光ケーブル網を経由してコンテンツが配信され、新宿駅、東京駅、渋谷駅に設置された42インチのプラズマディスプレイパネルに表示される。プラズマディスプレイパネルは、1か所に4台、各駅に2か所、設置される予定である。 実験期間中、同社らは技術的な検証や時間帯・利用客に対する広告効果ばかりでなく、動画・半動画・静止画といったコンテンツの表現方法も検証する。また、天気予報や列車運行情報などの利用客に有効と思われる情報も混在させるという。 プラズマディスプレイパネルの設置が予定されているのは次のとおり。新宿駅 南口コンコース内天井(2月下旬) 南口コンコース内ライナー券売機上部(実験スタート時はここのみ)東京駅 丸の内南口改札脇(2月下旬) 京葉線連絡通路動く歩道脇柱(2月下旬)渋谷駅 中央口コンコース山手線外回り階段脇(2月下旬) 埼京線連絡通路上部天井付近(2月下旬)