NTT-MEとアドバンスデザイン(ADC)は、インターネット経由でデータのバックアップを行うサービス「BackupPlus」を5月24日から開始する。個人向けのサービスは、1GBあたり月額1,980円。 特徴的なのは、データ補償が用意されているという点。バックアップされたデータは、NTT-MEのデータセンターに保存されるが、ハードウェアトラブルなどでデータセンター内のバックアップデータが失われた場合に、データリカバリをおこない、それでも復元できない場合にはデータ損害保険(住友海上火災保険)が適用される。これは地震や火災などの災害によるデータロストも対象となる。 バックアップは専用ソフトから実行される。データは暗号化され、転送中にのぞき見られる心配はない。ソフトでは、スケジュールやバックアップ対象フォルダの設定が可能だ。 バックアップデータは、地理的に別の場所に置くことが理想的とされていたが、従来は専用線が使える大企業などに限られていた。ブロードバンド化によって、個人ユーザもこうしたサービスを気軽に利用できるようになってきたと言えそうだ。