丸紅、三菱地所、東京建物の3社は、共同で新会社「つなぐネットコミュニケーションズ」を設立し、マンション専用の高速インターネットサービス事業に参入する。 3社は年間合計約8,000戸の新築マンションを提供しているデベロッパーとしての強みを活かし、新築マンションだけでなく、既存のマンションへのブロードバンドインフラの導入をはかる。 新築については、100Mbpsのイーサネットもしくは光ファイバを各戸に引き、既存のマンションについてはHomePNA、xDSL、ケーブル、無線などを活用してサービスを提供する。大規模マンション群については、ビル間レーザーによるネットワークの構築も計画されているという。また、既存マンションへのサービス導入では管理組合の負担がないかたちで提供されるため、スムーズにシステムが導入できるとしている。 また、特定の通信事業者のみを利用するのではなく、規模や地域ごとに事業者を選択するようになっているのも特徴。 月額利用料は、通信費・接続料込みで2,000円から3,900円程度、高速サービスについては6,000円程度の予定。