ブロードバンドビジネスフォーラム(ビーバッド企画が事務局)は、日本テレビ、NTT-ME、NTT東日本と共に、ID管理や電子透かし、不正利用検出等を行う「コンテンツ保護・管理システム」を完成したと発表した。このシステムは、コンテンツIDフォーラムに準拠している。 同時に、ブロードバンドビジネスフォーラムら5社は、コンテンツ保護・管理システムを検証するために、5月よりコンテンツ流通市場「B-BAT」の構築を開始することも発表した。B-BATでは、コンテンツ保護・管理システムの他にも、収入分配システムの検証・構築も行われることになっている。このビジネス検証には、ブロードバンドビジネスフォーラム会員213社のうち85社が参加する予定。 ビジネス検証では、コンテンツホルダ、ブロードバンドビジネスフォーラム、配信事業者の3方向からそれぞれコンテンツ保護・管理システムと収入分配システムの有効性や、ブロードバンドインターネットでのユーザのニーズなどを中心に検証していく。ビジネス検証のスケジュールは以下のとおり。・5月 無料サービス開始 ブロードバンドインターネット向けオンデマンド型コンテンツ配信サービス(電子透かし入り) ブロードバンドインターネット向けリアルタイム型コンテンツ配信サービス(電子透かしなし)・6月 課金サービス検証開始・9月 ブロードバンドインターネット向けリアルタイム型コンテンツ配信サービス(電子透かし入り)・2001年度中 B-BATの事業化