イー・アクセスは、ADSLモデム/スプリッタなどの宅内機器をJATE(財団法人電気通信端末機器審査協会)が認定する見込みになったことを受けて、ユーザ自身がこれらの宅内機器を設定する「宅内機器設置メニュー(DIYメニュー)」を導入する。このメニューは、JATEの認定後即日から適用の予定である。JATEの認定は2月1日を予定している。 これまでは、宅内工事などの日程によってADSL回線が開通してもすぐに利用できなかったが、DIYメニューを導入することによって、ADSL回線が開通すると同時にいつでもADSLサービスを利用できるようになる。また、DIYメニューでは、宅内工事にかかる費用の負担もなくなる。 また、同社はレンタルのADSLモデム/スプリッタの買い取りや、ユーザ所有のADSLモデムを利用するサービスメニューの導入も検討しているという。詳細は2月中に公表される予定。 ADSLモデム/スプリッタのJATEによる認定は、これまでユーザが選択できなかった各種機器に対して、価格・性能面での競争がはじまることを意味している。これからはハードメーカーによる新製品発表などの動きが活発化していくだろう。