韓国ドラマ『ムービング』、チャン・ヒス役の美少女は誰? | RBB TODAY
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韓国ドラマ『ムービング』、チャン・ヒス役の美少女は誰?

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『ムービング』ディズニープラス スターにて独占配信中(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)(c) 2023 Disney and its related entities
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 8月9日より、韓国ドラマ『ムービング』(ディズニープラス スターにて独占配信中)が始まった。本作は、超能力を隠したまま現代を生きていく子どもたちと、過去の秘密を隠したまま生きてきた親たちが、時代や世代を越えて迫りくる悪と危険に立ち向かう超能力アクションヒーロー作品。

『ムービング』 予告編



 親役に、ハン・ヒョジュ(『ビューティー・インサイド』など)、チョ・インソン(『モガディシュ 脱出までの14日間』など)、リュ・スンリョン(『エクストリーム・ジョブ』など)、キム・ソンギュン(『奈落のマイホーム』など)といった人気者が集結しており、それゆえ注目を集めているのが、同等に物語を牽引していく子ども役の新進俳優たち。

 主人公キム・ボンソクを演じるのは、『新米史官ク・ヘリョン』『それでも僕らは走り続ける』『わかっていても』などで存在感を表わしてきたイ・ジョンハ。ボンソクと恋仲になるチャン・ヒス役は、ファンタジーロマンスドラマ『還魂』パート2で主役を務めたことが記憶に新しいコ・ユンジョン。2人のクラスメイトで学級委員長のイ・ガンフン役は、『今日のウェブトゥーン』で天才新人作家役に扮したキム・ドフン。中でも、透明感溢れるユンジョンに魅了されてしまったという声がSNSにて散見される。そこで今回は彼女にフォーカスを当ててみたいと思う。

■筆者プロフィール
山根由佳
執筆・編集・校正・写真家のマネージャーなど何足もの草鞋を履くフリーライター。洋画・海外ドラマ・韓国ドラマの熱狂的ウォッチャー。観たい作品数に対して時間が圧倒的に足りないことが悩み。ホラー、コメディ、サスペンス、ヒューマンドラマが好き。X(Twitter):@ymndayo


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役者歴4年ながら着実に進んできたスター道



『ムービング』ディズニープラス スターにて独占配信中(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)(c) 2023 Disney and its related entities


 ユンジョンは1996年生まれの27歳。中学生の時より美術を専攻し、ソウル女子大学の現代美術学科へ入学。2016年、大学生を対象とした週刊誌「大学朝日」の表紙モデルに抜擢された後、広告モデルとして活動開始。芸能活動に注力すべく、現在は休学中だ。2018年、設立したての「MAAエンターテインメント」(2019年からは『私たちのブルース』『イルタ・スキャンダル』で知られるノ・ユンソも所属!)に入る。これまでアップル、ナイキ、ブシュロン、アルマーニ ビューティー、トム・フォード、ディオールなど大手ブランドの顔を務めており、特にiPhoneのCMにより、お茶の間で知名度を上げた。

 そして2019年には、ドラマ『彼はサイコメトラー』で俳優デビュー。同作は、幼少期に火事に巻き込まれて頭に怪我を負って以来サイコメトラーの力を身につけたイ・アン(ジニョン)と、父の冤罪を晴らすため警察を目指すユン・ジェイン(シン・イェウン)が出会い、事件解決に挑んでいくサスペンス。ユンジョンは、アンとジェインと同じ高校出身のキム・ソヒョン役。同級生イ・デボン(ノ・ジョンヒョン)とラブストーリーを繰り広げていく、準々主役的な美味しい立ち位置だった。控えめながらしっかりと印象を残す、これが初だとは思えないほど自然な演技で、緊迫感の漂う物語にほんのり心温まるエッセンスをもたらしていた。

 2020年は、飛躍の年に。ウェブトゥーン『月光彫刻師』のオリジナルサウンドトラック第1弾として公開されたイ・スンチョル「ネガマニサランヘヨ」のミュージックビデオにて、人気俳優パク・ボゴムの相手役として出演。「あの綺麗な女性は誰?」と話題を集めたところで、同年後半、ドラマ『保健教師アン・ウニョン』と『Sweet Home -俺と世界の絶望-』がNetflixで配信された。

イ・スンチョル「ネガマニサランヘヨ」



 人知れず悪霊退治を行なう保健教師アン・ウニョン(チョン・ユミ)の日常を描いた『保健教師アン・ウニョン』では高校生幽霊役としてのカメオ出演のみだったが、口から血を流しながら号泣する姿で強烈なインパクトを残した。人間が怪物化した世界で、マンションに閉じ込められた住人たちのサバイバルを描いたドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』では、余命患者アン・ギルソプ(キム・ガプス)の面倒を見る看護師パク・ユリ役として出演。ギルソプとの擬似親子関係や、共に過ごすうち互いに思いやるようになったはぐれ者ピョン・サンウク(イ・ジヌク)とのシーンで涙を誘った。

 2021年にはドラマ『ロースクール』に出演。法律家の卵たちが集うロースクールを舞台にした法廷ミステリーで、ユンジョンはデートDVに苦しむ生徒チョン・イェスル役に扮した。自主学習仲間たちから羨望の眼差しを向けられることも慣れているほど、自身の美貌に自信を持っているが、最愛の恋人の前では萎縮。行き過ぎた愛情が暴力に変わっていったことで、裁判沙汰へ発展していく。大きな瞳を涙で濡らしながら辛い経験に立ち向かい、新たな被害者を生み出すまいと未来へ歩き出すイェスルの姿に、感情を揺さぶられた視聴者も多いことだろう。

 そして2022年にはドラマ『環魂』にて、その名を確固たるものに。『環魂』は、人間同士で魂を入れ替える“還魂術”によって混沌とする世界を描いたファンタジー史劇。最強の刺客ナク・ス(コ・ユンジョン)の魂が入ったム・ドク(チョン・ソミン)が、名家の子息チャン・ウク(イ・ジェウク)の小間使い兼秘密の師匠となり、恋仲になっていくところが最大の見どころだが、ソミンとジェウクの組み合わせはパート1で終了。元々別の女性俳優が一貫して主演を務めるはずが、俳優側の都合で降板となり、急遽ソミンがパート1のみ出演契約を果たしたからだそうだ。そのため、パート2では、ナク・スの魂が入ったム・ドクの身体がナク・スの顔に変化していったという設定で、ユンジョンとジェウクが主役カップルに。パート1のカップリングに絶賛の声が上がる中で使命を全うした精神力はさることながら、“見た目は異なるが中身は同じである”と思わせる説得力のある演技で、ユンジョンは新たなファンを獲得していった。

『環魂』パート2 予告編



 また、俳優イ・ジョンジェの初監督となった作映画『ハント』での演技も高く評価され、3つのアワード「青龍映画賞」「Buil Film Awards」「大鐘賞」にて「新人女優賞」にノミネート。同作は、日本では今年9月下旬に公開予定だ。

この先の作品選びが楽しみな俳優



『ムービング』ディズニープラス スターにて独占配信中(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)(c) 2023 Disney and its related entities


 透き通るような美肌はもちろん、すっきりとした顎ラインに鼻筋、ぽってりとしたほど良い厚さの唇、まるで赤子のように黒目の大きな瞳、それを中和するかのような太く緩やかな上がり眉毛……韓国の女性たちから「最も理想的な顔」と言われ、整形手術の参考にされることも多いというユンジョン。服装やメイク、そしてちょっとした表情により、あどけなさとクールさが入り混じるのが魅力的だ。意外にも声は低めで、そのギャップもたまらない。『ロースクール』や『環魂』では、自ら美しさを認める台詞もあるほどの美女だが、作品によって全く印象が異なることから、役者として高い実力を持っていることが伺える。

 現在盛り上がっている『ムービング』の後は、今年12月、人気ウェブトゥーン原作『이제, 곧 죽습니다(もうすぐ死にます)』のドラマ公開が控えている。同作の主演を務めるのは、ソ・イングク(『美男堂-事件手帳』『オオカミ狩り』など)とパク・ソダム(『パラサイト 半地下の家族』『青春の記録』など)。30代でなお就職浪人中、恋人も財産も希望も失い自殺した主人公が、死を軽んじたことで、あの世の者からの罰ゲームとして、何度も死と生を繰り返すという物語。

 転生した人物は年齢も性別もバラバラなので、キャスティングも豪華に。ユンジョンの他、SUPER JUNIORのチェ・シウォン、『結婚作詞 離婚作曲』のソン・フン、『ラケット少年団』のキム・カンフン、『私たち、他人になれるかな?』のチャン・スンジョ、『還魂』でユンジョンと共演していたイ・ジェウク、『ザ・グローリー』のイ・ドヒョン、『彼女の私生活』のキム・ジェウク、『サイコだけど大丈夫』のオ・ジョンセ、『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』のキム・ジフンらが名を連ねている。『還魂』同様、“転生もの”ではあるが、時代は現代。公式情報によると、ノワール、メロ、スリラー、ヒューマンドラマなど様々なジャンルが入り混じった作品になっているという。

 お気に入りの監督にクエンティン・タランティーノを挙げ、フィクションコメディ『イングロリアス・バスターズ』が一番好きな映画で、また、SFドラマ『ブラック・ミラー』は先輩俳優に勧めるほど好きだと公表しているユンジョン。すでに様々な独創的な世界観の作品に出演してきたが、今後の作品選びにも期待していきたいところだ。

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《山根由佳》
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