クリスマスがやってくる。子供はサンタさんからのプレゼントを心待ちにし、カップルは二人でクリスマスを祝うのだろう。そんな季節だ。では、独り者はどうすればいいのか。悩ましい問題だ。
キティちゃんをメインに据えたテーマパークが東京にある。サンリオピューロランド。キティちゃんをはじめとした多くのサンリオキャラクーが顔を揃えるテーマパークだ。
河川や海岸で行われる冬の風物詩「寒中水泳」。寒水とも言われ俳句では冬の季語にもなっている。別段難しいことではなく冬の海で泳ぐだけのことである。もっとも簡単なのは説明だけで、実際にやるとなると簡単ではない。なぜなら寒いからだ。
九州出身の私は上京したら、してみたい、行ってみたい、という数多くの憧れを持っていた。渋谷のスクランブル交差点を歩いてみたいというのもそうだし、満員電車に乗ってみたいというのも憧れのひとつだった。
休日に不忍池を歩くと多くのスワンボートが浮かんでいる。なんだか優雅で私もいつかあれに乗ってみたいと思っていた。ただその浮かんだスワンボートを見ていると、乗っているのはカップルか家族連ればかり。
仕事が終わった後に「飲みたいな〜」と思うことがある。しかし、誘う相手がいない。家で飲むのも寂しいし、さてどうしよう……。そんな時に役立つのがスマホだ。スマホで誰かを呼ぶのではなく、スマホを持ってひとりで飲みに行くのだ。
スマホを持って出かければ、ひとりでも怖くない! と自分に強く言い聞かせ、ひとりでは行かない場所に行ってみるこの連載。第2回の今回は「観覧車」にひとりで乗ってみようと思う。
スマホという発明は多くの「ひとり」に可能性をもたらした気がする。世の中には別に禁止されているわけではないけれど、ひとりでは行きにくい場所というものが存在する。そんな場所でもスマホを持って行けばひとりでも戦えるのではないか?