「使って楽しい」「心地よい」「達成感がある」など,快適性・達成感を目指した製品開発が進むにあたり,これらの感情を評価する方法が確立されていないのが課題であった.
※前編はこちら
<要旨>
マルチホップ通信における周波数チャネル割り当てに関しては、リンクごとにチャネルを変えて周波数再利用効率やスループットを高める研究が行われているが、端末が複数の無線インターフェースを備えることを前提としたものが多く、低コストのシステムには適さない。
大規模ネットワークに対応可能で、900 MHz帯特定小電力無線および電力線通信の両方に適したマルチホップ通信プロトコルを開発し、親機1台あたり端末2000台規模のスマートメータシステムを実現可能なことを実環境評価により確認した。
世界各地域では、1章で記した3方式をベースに国ごとに定められた運用仕様に基づき、デジタル放送の実用化が進んでいる。
放送のデジタル化は、米・欧・日のグローバル標準規格を基本としつつも、実際の運用は各国向けにローカライズされて実施されている。さらにIP(Internet Protocol)網を利用した配信サービスや移動体向けサービス、3DTVなど新しい技術を導入したサービスが始まりつつある。
スケーラブル広帯域コーデックに対する低ビットレート高効率符号化方式の開発に取り組み、帯域選択型形状利得符号化方式(BS-SGC:Band-Selective Shape-Gain Coding)をはじめとする要素技術を開発した。
次世代移動通信システム国際標準である3G-LTE向けの高速無線伝送・アクセス制御技術群を開発し、その規格化に貢献した。
本稿では、次世代携帯電話規格(3G-LTE(3rd Generation-Long Term Evolution)、IMT-Advanced(第4世代))で導入が決定しているMIMO(Multiple Input Multiple Output)アンテナに対する屋外電波伝搬実験の実施結果について記す。