前回、au版、ソフトバンクモバイル版、そしてSIMフリー版にNTTドコモのSIMカードを装着した3種類のiPhoneを用意してその使用感をテストした。確かに、3社のネットワークには傾向としての違いはあった。
先月末以来、携帯電話関連の話題の中で、というよりもむしろIT・デジタル家電業界全体の中で最大のトピックとなっているのがiPhoneの新製品である。
他のスマートフォンと比較してもWindows Phone 7の設計思想は若干異質だ。iPhoneのホーム画面は、電話やメールといった基本機能と、ユーザーが追加したアプリがすべて同列のものとして並べられている。
「Windows Phone 7.5」を搭載するスマートフォン「Windows Phone IS12T」(KDDI発売、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)の販売開始が近づき、同OSに対する関心がにわかに高まっている。
先週シンガポールで開催された通信関連の総合見本市「CommunicAsia 2011」。国内ではあまり注目されてないイベントだが、今回で22回目という長い歴史を持つ。
1月の「CES」(米・ラスベガス)、2月の「Mobile World Congress」(スペイン・バルセロナ)、3月の「CTIA WIRELESS」(米・オーランド)と、毎年第1四半期には携帯電話端末業界に関連の深い展示会が相次いで開催される。
Sony Ericssonは、昨春発売されたスマートフォン「Xperia」(日本品番:SO-01B)のAndroid 2.3(開発名:Gingerbread)へのアップデート対応を公式ブログで明らかにした。予定としては第2四半期末~第3四半期初めとしている。
1月初頭に米ラスベガスで毎年開催されているConsumer Electronics Show(CES)。従来はオーディオビジュアルの分野が中心の展示会だったが、ここ数年の間で急速に存在感を増したのが携帯電話端末だ。今回も各社がスマートフォンの戦略的な新機種を多数投入してきた。
筆者は海外に出かけたとき、現地でプリペイドのSIMカードを入手し、持参したSIMフリーのスマートフォンに入れて使うことが多い。
この冬から春にかけて発売される、携帯電話大手3社の新機種が出揃った。言うまでもなく、各社揃って年末商戦の主力としているのはスマートフォンである。
世の中でスマートフォンと呼ばれている携帯電話端末に共通する特徴としては、ユーザーが好きなアプリをダウンロードし、機能をカスタマイズできるという点が挙げられる。自由に追加できるアプリの存在は、スマートフォンにとって欠かせない要素である。
日本の携帯電話は、通信方式が世界共通になった3G導入以降のほうが苦戦している。日本同様に2GでGSM方式を採用していなかった韓国のメーカーがその後大きく躍進したことからも、通信方式の違いが海外での不振の元凶という説明は必ずしも正しくない。
現状の日本市場のようにSIMロックのかかった端末しか流通していなければ、いくら消費者が自分のニーズに合った通信サービスを選びたくてもそれはかなわない。
端末の多様化が進む中、新しい通信機器が日本市場にも入ってきたとき、通信事業者は消費者のニーズに応えられるだろうか。新しいタイプの端末でも使いやすいサービスに対する需要は、今後確実に拡大していくだろう。