NHK放送技術研究所による研究発表イベント。毎年恒例となっており27日から30日まで開催の「技研公開2010」では講演のライブ配信も実施された。
アニメ「電脳コイル」では、電脳メガネをかけるとそこには現実に存在しない「サッチー」や「メタバグ」が見えていた。いまは、拡張現実(AR)として同等な機能は実現されている。このARをテレビ放送に応用した例をNHK技研公開で見ることができる。
NHK技術研究所では、ニュース原稿などから手話のCGを生成するアプリケーションの開発を行っている。技研公開の会場ではそのアプリケーションのデモを見ることができた。
テレビのバリアフリーを考えると、視覚・聴覚以外に理想的には嗅覚・触覚・味覚など五感すべてに働きかける必要があるだろう。どれも研究対象とはなっているが、対象を触った手ごたえや感触については研究が進んでいるようだ。
年内に試験サービスを開始するとあって、NHK技研公開のハイブリッドキャストコーナーでは、実際のアプリのデモが盛況だった。