NECネットワークスは、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)向けの光通信装置のラインアップを強化する。あらたに発売されるのは、ギガビットイーサ多重光伝送装置「SpectralWave MG」シリーズの新製品と、複数のSpectralWave MG製品の通信を同一光ファイバ上に多重化するCWDM装置「SpectralWave Metro」シリーズの新製品。
ネットワーク機器開発・販売のアライドテレシスは、低価格4チャンネルWDM「CentreCOM WD1004」の受注を開始したと発表した。CentreCOM WD1004は、2芯のシングルモード光ファイバ上を、4波長の波長多重によってギガビットイーサネット(1000BASE-SX/LX)を最大4チャンネル多重伝送できる装置。伝送距離は最大35km。
伊藤忠テクノサイエンスは、ノーテルのMAN向けDWDMソリューションの取り扱いを開始する。新規取り扱い商品はDWDM光バックボーンと音声、データの高多重高速光電送システム。
NECは、WDM(波長分割多重)によって、1本のファイバで10.9テラビット/秒の伝送に成功したと発表した。40ギガビット/秒の通信を273波多重させて10.9テラビット/秒を達成した。中継伝送した距離は117km。10.9テラビット/秒というのは、LANで使用されている100BASE-TXの通信速度の10万倍を超える速度である。
中部テレコミュニケーションの発表によると、東京通信ネットワーク、大阪メディアポート、中部テレコミュニケーションの3社は、PNJコミュニケーションズを設立し、電力系通信事業者10社と共同で高速IP接続サービスを提供する。