エプソンはカラリオシリーズによるプリンティングソリューションを中心にしながらも、レンジファインダー式デジタルカメラの最新機種やフォトビューワなど、気になる機器を展示。
デジタル一眼レフ「*ist Dシリーズ」からコンパクト機「Optioシリーズ」まで、幅広いラインアップを展開する老舗光学機器メーカーであるペンタックスのブースは、会場内でもトップを争う盛況ぶりだった。
コダックは、超広角レンズと光学3倍ズームという2つのレンズを搭載したコンパクトデジカメ「EasyShare V570」と、カメラを置くだけでプリントできる「プリンタードック」を中心に来場者にアピールしていた。
富士写真フイルムは、銀塩カメラやフィルムも製造し続けることを明言しており、デジタルカメラでも超高感度路線を追求。同社ブースは写真の総合メーカーとして、会場内でもひときわ大きな面積を占めていた。
オリンパスブースは、ライブビュー機能搭載のデジタル一眼レフ「E-330」や手ブレ写真を後から修整可能なコンパクト機「μシリーズ」などを紹介。ステージ上に水着姿のモデルが登場することもあり、大盛況だった。
フォトイメージングエキスポの楽しみの1つは写真用品だ。現地で見たいろんなアイテムの話を新製品を中心にしよう。
カシオブースは、同社のスリムコンパクト機「EXILIMシリーズ」を中心にブースを展開。新製品である「EX-Z850」「EX-Z600」「EX-S600」の展示を中心に、同シリーズの体感ステージも用意されている。
松下電器産業はパナソニックロゴでなく、同社のデジタルカメラ「LUMIXシリーズ」のロゴを冠したブースを展開し、ブランドを積極的にアピールするとともに、大画面プラズマテレビでの写真再生など、総合家電メーカーである同社の特色を打ち出している。
カメラやプリンタはもちろんのこと、スキャナ、画像処理ソフトなど、撮影からプリンティングまで一貫したソリューションを提供するキヤノンのブースは、他社よりも大きく非常に充実している。
今回は初めてアップルコンピュータがブースを構え、ナナオ(EIZO)が出展し、アドビも大きなブースでPhotoshopのステージを開催するなど、デジタルの時代を象徴する内容になった。
アジア最大規模のカメラ・映像機器展示会「フォトイメージングエキスポ2006」(PIE2006)が23日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。会期は23日から26日までの4日間。