「公野研究室で特撮を撮りたい」という夢を持って入学した一人の学生が、大学・大学院卒業までの構想2年・制作期間3年の計5年を公野研究室の後輩たちと一緒に制作した公野研究室初の「特撮」映画となります。
本作は、文京区の街を舞台に、美少女と妖怪たちの日本の運命を巡る青春バトルムービーです。

映画情報について
「ヴァリドマン」は、大学生のミクが巨大ヒーロー・ヴァリドマンとなる物語です。ミクは父親の火葬が行われた日、アルバイトで着ぐるみのカッタンと文京区を周りますが、実はカッタンの中に入っていたのは古代のムー大陸人。ムー一族を滅ぼした激獣タイフーが封印から目覚めそうな気配を感じたカッタンは、ミクにタイフーと戦うヴァリドマンとなることを懇願します。カッタンには声優・杉田智和が声を当て、ミク役に俳優・北澤実佳が出演することが発表されました。そのほか“ヒト妖怪”のオゴメ役で神代知衣、同じく姑獲鳥役で富樫未来もキャストに名を連ねます。
公野研究室公式YouTubeチャンネルでは特報も公開されています。(URL:https://youtu.be/motSJv12wro)
青春バトルムービー『ヴァリドマン』制作背景
本作の監督・脚本を担当するのは本学経営学部 公野勉教授です。円谷プロダクション入社後、東北新社、ギャガを経て日活の制作・配給担当取締役となり、タカラトミーのコンテンツ・スーパーバイザー、タツノコプロの担当役員を務めたのち、文京学院大学で教授をしながら映画監督や舞台コンテンツの制作で活躍しています。
本学経営学部公野研究室では、映画、舞台、アニメーション、コミック、玩具、キャラクター等のコンテンツを中心に、様々な企業との提携により、そのコンテンツのメカニズムと市場性を検証しています。本作は、公野研究室で学ぶ無類の怪獣好きで怪獣映画に強い情熱を抱いた一人の学生が中心となって企画が進み、研究室一丸となって制作を進めました。公野教授の指導の元、学生が試行錯誤を重ねながら、プロデューサー、美術制作、特撮撮影、キャストオファー、編集を行い劇場公開に向けて進行しています。2022年の夏には、ジオラマセットでの怪獣とヒーローの特殊撮影や特殊カメラによる高速撮影などを実施し、2023年には本編撮影、2024年追撮を行い、2025年度内での公開を予定しています。
【公野研究室学生コメント 特技監督:小林律貴(文京学院大学大学院経営学研究科2年)】
『ヴァリドマン』構想から5年、紆余曲折を経てようやく完成まで漕ぎつくことができました。この映画を作るにあたって、撮影から編集、美術の制作など何から何まで初めての経験ばかりで、新鮮な体験ながらも、理想とのギャップや自身の技量に悩むことも沢山ありましたが、公野先生をはじめ、ゼミ生皆の支えもあり、拙いながらも全力で作品と向き合ってきました。私の「特撮をやりたい」という夢ともう一つ、「怪獣になりたい」という夢も叶える事が出来たこの作品を沢山の人に見てもらえたら嬉しいです。

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