
~参加高校生募集開始にあたり、オンライン記者説明会を開催~
2025/04/25
聞き書き甲子園実行委員会
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202504257979-O2-Pt9Y2AN3】
第24回 聞き書き甲子園では、全国15地域の森・川・海の「名人」を「聞き書き」する高校生を募集するにあたり、5月12日(月)にオンライン記者説明会を開催します
「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪ね、その知恵や技、生き方を「聞き書き」し、記録・発信する活動です。平成14年度にスタートし、これまでに延べ2000人を越える高校生が参加してきました。
令和元年度からは、名人の推薦と高校生の受入れに協力する市町村(地域)を全国から公募し、農山漁村地域と若い世代をつなぐ活動を展開しています。
本年度大会の高校生募集を5月9日(金)より開始するにあたり、本活動の意義や今年度ご協力いただく15地域の紹介を含めた記者説明会を、下記のとおり開催します。報道関係者のみなさまをはじめ、本取組みに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
■日 時: 2025年5月12日(月)14:30~15:30
■内 容: ①主催者代表挨拶(林野庁)
②事業趣旨の説明
(聞き書き甲子園実行委員会委員長 渋澤寿一)
③聞き書きを行う15市町村(地域)の紹介他
④質疑応答
■申 込: 5月12日(月)正午までにメールでお申込みください。
折り返し、当日の接続URLをお送りします(ZOOM使用)。
■主 催: 聞き書き甲子園実行委員会[農林水産省/文部科学省/環境省/(公社)国土緑化推進機構/(特非)共存の森ネットワーク/(特非)地球緑化センター ]
※聞き書き甲子園は、(株)ファミリーマートをはじめ、複数の企業・団体の支援協力により実施しています。
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「聞き書き甲子園」とは
「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪ね、その知恵や技、心を「聞き書き」する活動です。
名人の推薦と高校生の受入れに協力する地域(市町村)を毎年公募し、各地域が推薦する複数名の名人を、高校生は一対一で訪問し、「聞き書き」します。
第24回開催にあたる本年度は、全国15地域の森・川・海の「名人」を取材する高校生93名を募集します。
「聞き書き」とは
聞き書きの基本は、一対一のコミュニケーションです。高校生は、名人との対話をすべて録音し、その言葉を一言一句書き起こし、名人の言葉だけを使って、その語り口を活かした作品をまとめていきます。
高校生は、聞き書きを通して、名人の生きざま(人生)を受け止めます。名人の想いに少しでも応えようと、高校卒業後、里山里海の保全や地域活性化などの活動に取り組む卒業生もいます。
聞き書きは、祖父母の世代から孫の世代へと、生きる知恵や心をつなぐ活動です。キャリア教育やESD(持続可能な開発のための教育)の事例としても高く評価されています。
協力市町村(地域)について
昨年度行った第24回「聞き書き甲子園」協力市町村(地域)の公募により、15の市町村(地域)と連携し、実施することが決定しました。各市町村(地域)からは、5~8名の森・川・海の「名人」を推薦いただきました。計93名の「名人」のご協力により、同数の高校生が「聞き書き」を行います。また、次年度、令和8年度「第25回聞き書き甲子園」の協力市町村公募を、本年5月9日(金)より開始します。
記者説明会 発表者プロフィール
聞き書き甲子園実行委員会委員長 渋澤寿一
「聞き書き甲子園」は当初、林野庁と文科省による国の事業として始まりましたが、第2回大会より、行政・企業・NPOの三者連携により実施しています。同氏は第2回大会より実行委員長を務めています。
(プロフィール)東京農業大学大学院修了。JICA専門家としてパラグアイに赴任。帰国後、長崎オランダ村、ハウステンボスの企画、運営に携わる。現在は(特非)共存の森ネットワーク理事長として、日本やアジア各国の地域づくり、人づくりを実践中。明治の大実業家、渋澤栄一の曾孫にあたる。