
〜2027年5月27日~30日、12年ぶりの日本開催に向けて〜
2025年3月19日
公益財団法人 全日本剣道連盟
公益財団法人全日本剣道連盟(会長・網代忠宏、東京都千代田区)は、2027(令和9)年5月27日(木)〜5月30日(日)に「第20回世界剣道選手権大会(20WKC)」を東京都にて開催する予定です。
これに向け、本大会のロゴマークを広く一般から公募し、審査会を行った結果、採用作品が決まりましたのでお知らせいたします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503165811-O1-lRU01U05】
【採用作品制作者】
伊藤 真也(東京都在住・会社員)
採用作品選考について
プロ・アマを問わず広く一般から、大会に相応しいロゴマークを募集していました。昨年末の締切までに、前回日本で開催された第16回大会時の158点を大きく上回る744点もの作品が集まりました。審査会は1月22日、全日本剣道連盟九段事務所において選考会が行われ、採用作品が決定しました。
採用作品は第20回世界剣道選手権大会(20WKC)のロゴマークとして、ポスターや、Tシャツ、ピンバッジ等のグッズ、また大会プログラム、選手・スタッフ用IDカードなど幅広く活用いたします。
【ロゴマーク応募状況】
応募期間:2024(令和6)年10月18日~12月31日
応募人数:574名
応募点数:744点
【審査員】
木谷友亮氏(カイブツ・アートディレクター)
青木千代子氏(画家)
長尾 進氏(国際剣道連盟・事務総長)
篠原政美氏(全日本剣道連盟・広報委員長)
阿部晶人氏(全日本剣道連盟・情報小委員長、面白法人カヤック・クリエイティブディレクター)
【審査員コメント抜粋】
「数多くの力作・秀作があり、悩みました。私としては、日本開催を機に、さらに剣道の裾野を広げるために新しい剣道像のベースになれるようなロゴを選定したいと考えていました。その点で、審査員の方と議論を経て選ばれた作品は、一目でわかる剣道らしさもありながら、マークとしては非常に斬新で、2027年の日本大会に非常に相性の良いマークだと思っています」
「いくつかに分類し審査に臨みました。剣道具や竹刀をモチーフにデザインしたもの以外にも、日の丸や富士山、また面を打突した姿、JAPANなどそれぞれ工夫されたロゴマーク案です。選考に際しての私の観点は、見て剣道が思い浮かぶこと、日本での開催に相応しいことを基本とし、使用する側から考えて加工しやすく見やすいことなどを念頭に審査しました。選考されたロゴマークは動きがあり瞬時に剣道であることが理解でき、見る側に感動を呼び起こす要素があると思われます」
「私は前回の日本開催時の審査もさせていただいています。その時に選んだロゴが非常にシンプルで印象的であったことから、今回もそのような『強さ』を持ったものにしようと考えていました。多くの作品の中で我々が選んだものは、最も躍動感を感じさせるデザインでした。太い筆で一気に書かれたような筆跡が、迷いなく面を打ち込んでいる剣士の姿になっています。20回目の節目を迎える世界大会を盛り上げるだけでなく、剣道界そのものに勢いを与えてくれそうな力強さがあります」
世界剣道選手権大会について
2年後の2027(令和9)年5月27日~30日、日本で12年ぶりに第20回世界剣道選手権大会(20WKC)を開催いたします。
世界剣道選手権大会(World Kendo Championships ; WKC)は、世界中の剣士が一同に集まり、日々の鍛錬を続けた技を競い合う大会です。国際剣道連盟の主催の下、第1回大会が1970年に東京の日本武道館で行われて以来、3年毎に開催されています(2021(令和4)年、第18回フランス大会は新型コロナウイルス感染症流行のため中止)。
世界剣道選手権大会の参加国・地域は年々増えており、盛り上がりを見せています。第1回の参加国・地域は17でしたが、2024(令和6)年にイタリア・ミラノで開催された第19回大会には世界60ヶ国・地域の参加がありました。
日本においては、第1回・第16回の東京、第4回の札幌および第10回の京都での開催をしており、日本での開催は12年振りです。
【大会概要】
名 称:第20回世界剣道選手権大会
主 催:国際剣道連盟
主 管:公益財団法人全日本剣道連盟
期 日:2027(令和9)年5月27日(木)〜5月30日(日)
会 場:東京都(調整中)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503165811-O2-lSx7506r】
参考URL
https://www.kendo.or.jp/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503165811-O3-6hse6u92】