女優キム・ブソンが歌手キム・フングクとの不倫説に続き、最大野党「共に民主党」大統領選の公認候補となった李在明(イ・ジェミョン)氏とのスキャンダルパロディ物に対して、ついに告訴状を手に取った。
【注目】「李在明には魅力があった。だから私は愛した」キム・ブソン
キム・ブソンは最近、自身のSNSにオンライン上で拡散された『奴の沈黙』というタイトルの詩のパロディ物を掲載し、「ポルノに近いあの恐ろしい詩を作成したこともなく、私の筆跡でもないことを明らかにする。この文を初めて見た瞬間、侮辱と憤怒、無念さと哀しみ、さらには殺人者たちの心情まで理解できた」と心境を吐露した。
問題となった投稿には、作者名にキム・ブソンと書かれており、過去にスキャンダルの相手だった李在明候補を連想させるパロディとなっている。
過去、キム・ブソンは李在明候補と内縁関係にあったと主張し、彼の身体の特定部位にあるほくろを見たと語ったことがある。今回拡散された詩には、このような内容が盛り込まれている。

これを見たキム・ブソンは、「私、俳優キム・ブソンは、フェイクニュースや悪質コメント、性的暴行、呪い、テロを長年にわたり数多く経験してきた。ただ耐え忍ぶことが女優の宿命だという間違った文化と情緒の中で、かろうじて耐え続けてきたが、その後遺症で言葉を持たない犬と二人きりで暮らす生活が9年にもなる。不眠症、対人恐怖症、自尊感情の喪失なども何度も経験している」と訴えた。
続けて彼女は、「多くの同僚芸能人たちの不幸な出来事も多い。その被害は想像を絶する。その被害は私だけでなく、見る人々にも気まずさと不快感を与える犯罪だ。しかし被告訴人は、作成者を告訴人と詐称し、見る人々に私が作成したかのように誤認させ、多くの人々に読ませた」と主張した。
特にキム・ブソンは、「李在明候補もまた、私と同じ被害者だと思う。李在明候補も、キム・ブソンが書いたと誤解する可能性が十分にある。彼の支持者たちも、私が書いたものだと誤解して確信し、私への憎悪と呪いはさらに増幅するだろう。そしてそれにより、彼もまた不特定多数の人気を糧にする芸能人として、出演提案の機会を失い、その経済的被害は計り知れない」と李在明候補に言及し、注目を集めた。

先立ってキム・ブソンは、李在明候補だけでなく、歌手キム・フングクとの突拍子もない不倫説にも巻き込まれていた。
そのため4月10日、自身のYouTubeチャンネルを通じて「(悪質コメントを書いた者たちの)犯罪行為を見たら、キム・フングク先輩と不倫をしたとも書かれていた。歌手キム・フングク先輩とは手を一度も握ったことすらないのに、犯罪者たちは肝が据わりすぎているようだ」と憤りをあらわにした。
そんな彼女が、多数のネットユーザーを対象に法的対応に乗り出した。6月3日の大統領選と重なるキム・ブソンの戦いが、どのような結果を生むか注目される。
(記事提供=OSEN)
■李在明氏と不倫したと主張する女優キム・ブソン、自身の“不倫説”に激怒