韓国MBCの報道番組『実話探査隊』が、ある漁村で起きた衝撃の死亡事件を特集する。
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事件の被害者である故コ・グァンスさんは、2017年に老後を過ごすため、全羅南道・無安(チョルラナムド・ムアン)の小さな海辺の村へと帰村。70歳を超えてからの新生活を支えてくれたのは、地元出身で親しくしていた隣人の存在だった。しかし、その信頼していた隣人一家が、コさんの命を奪う結果となってしまう。
事件が起きたのは昨年10月。コ・グァンスさんが隣家を訪れ、口論になった末、隣人の中学生の息子、パク・チャンヒ(仮名)が暴力を振るったとされている。パク・チャンヒはしばらくコ・グァンスさんの周囲をうろついたあと、納屋で軍手を装着し、再び姿を現すと襲いかかり、顔面を激しく殴打。コ・グァンスさんは頭蓋骨を骨折し、意識を取り戻すことなく4日後にこの世を去った。
事件から半年が経過した現在、加害者は高校へと進学し、何の拘束も受けることなく日常生活を送っているという。その事実に、遺族たちは怒りをあらわにしている。「なぜ、こんなことが許されるのか?」と。

理由の一つは、パク・チャンヒが現在も“身柄を拘束されていない”ためだ。事件は4月10日に検察へ送致されたものの、いまだに拘束はされておらず、処罰も決まっていない。
事件の決定的な証拠となる監視カメラ映像も存在し、被害者が死亡するに至った重大事件であるにもかかわらず、加害者が何の制限も受けず日常を送っている現状に、多くの視聴者が疑問を抱いている。
さらに遺族は、加害者一家が現在も隣家に住んでいることから、「顔を合わせるたびに恐怖を感じる」と日々の不安を訴えている。
この衝撃の事件の真相に迫る特集は、本日(4月24日)夜放送のMBC『実話探査隊』で詳しく報じられる予定だ。
(記事提供=OSEN)